目次
人参のラペとは
栄養や効能
使い方、食べ方
グロワグロワでの使い方
グロワグロワのレシピ
人参のラペとは
人参のラペは、フランス料理の定番である冷菜の一つで、千切りにした人参を使ったサラダです。人参をビネガーやオリーブオイルで和え、シンプルながらもさっぱりとした味わいが特徴です。ラペという名前は、フランス語で「おろし」を意味し、細かくおろしたり、細く切った野菜を指します。日本では、家庭料理としても人気があり、食卓に彩りを加える一品として親しまれています。
沖縄にある”人参しりしり”も少し似ていますね。
当店では人参が苦手な方でも食べて頂けるようにスパイスを加えて人参の臭みを消しています。
今までに作ったラペは、『オレンジ』『レーズン』『アーモンド』『カレー粉』などを加えるレシピに出会いましたが、16年の歳月を経て今のレシピに落ち着いています。
栄養や効能
人参は栄養価が高く、特にβカロテンが豊富です。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、視力の維持や皮膚の健康に寄与します。また、抗酸化作用もあるため、体の酸化を防ぎ、老化や生活習慣病の予防に役立つとされています。さらに、食物繊維が含まれており、腸内環境の改善や便秘の解消にも効果的です。
緑黄色野菜の中の食材なので栄養価が高い反面、人参は苦手な人が多いので、工夫して食べて頂けるように作っております。
使い方、食べ方
人参のラペは、前菜としてだけでなく、メイン料理の付け合わせや、サンドイッチの具材としても活用できます。酸味があるため、脂っこい料理との相性が良く、料理全体を引き締める役割を果たします。また、作り置きができるため、忙しい日常の中で手軽に栄養を補給する方法としてもおすすめです。
グロワグロワでの使い方
グロワグロワでは、人参のラペを、豚肉料理の付け合わせとしてご提供しています。特に、脂身が多めの部位と一緒にお召し上がりいただくことで、さっぱりとした味わいが脂のコクを引き立て、バランスの良い一皿になります。また、コースメニューの一部として、人参のラペを取り入れることで、食感や味の変化を楽しんでいただけるよう工夫しています。
特に使用用途が多いのが『シュキュトリ』の付け合わせとして欠かせません。
酸味がソーセージやハムなどの塩気を和らげ食欲をそそります。
特にグロワグロワのラペはクミンが効いているのでシュキュトリを楽しむ際のアクセントにもなってくれます。ラペをテイクアウトで買っていただく際はぜひ、ハムなどとお試しください!
グロワグロワのレシピ
材料
人参:10本
塩:人参の8%
赤ワインビネガー:大さじ40cc
米油:大さじ80cc
クミン:少々
作り方
人参は皮をむき、細い千切りにします。
ボウルに人参を入れ、塩を加えて軽く揉み、しばらく置いて水分を出します。
水分が出たら、軽く絞り、別のボウルに移します。
赤ワインビネガー、米油、クミンを加えて、全体をよく混ぜます。
冷蔵庫で30分ほど冷やしてからお召し上がりください。
ポイント
人参を塩で揉むことで、食感が柔らかくなり、味が馴染みやすくなります。
ビネガーとレモン汁の酸味が、人参の甘みを引き立て、バランスの良い味わいに仕上がります。
※塩揉みした後の人参の汁は当店では使いません。
使う場合は油や蜂蜜などを加えてドレッシングにするのがおすすめ。
お店によってはドレッシングにして人参に混ぜ込むレシピもあります。
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