5月9日(木)曇り
グロワグロワは本日まで
3連休頂いております。
明日から営業を再開いたします。
浅草では再来週の金曜日から三社祭が
始まります。大きなお祭り。
お店の前にも神輿が通ります。
5月17~18日
の間は道路規制も入り、当店がある
ひさご通りにもたくさんの人で
ごったかえります。今年はどうなりますかね〜
さて、本題の希少豚とはですが。。
少しだけ前置きを。。
はじめに
世の中には豚は3元交配豚という交配豚が
出回っています。
産業革命と同時に進んだ【食糧革命】が始まりだそうです。
食料も安定供給出来るよう当時の人たちが
考え出したそうです。
たくさん子供を産む
たくさん肉が食べられる
早く大きくなる
この基準を満たす豚を交配して育てる。
僕らがいつでもどこでも肉を食べられるのは
こういった先人の努力の上に成り立っています。
近年では味や風味を重視した交配も増え餌に
むぎや、フルーツを与えてブランディング
している豚も多くいます。
希少豚と3元交配豚
希少豚と三元交配豚は、豚肉の生産方法や品質において異なる特徴を持っています。
それぞれの特徴や違いを見ていきましょう。
希少豚
希少豚は、特定の品種や血統を持つ希少な豚ですが定義は特にないです。
一般的に、純血種の豚や伝統的な品種が希少豚として僕はそう考えています。
肥育環境や飼料はもとより伝統的な飼育方法や肥育日数も考慮した特別な
豚です。
希少豚の主な種類
黒豚(イギリス)
マンガリッツァ豚(ハンガリー産)
イベリコ豚(スペイン産)
チンタセネーゼ(イタリア産)
金華豚(中国)
満州豚(中国)
アグー豚(日本)
など、色々と頭数は少ないながらも生産されています。
3元交配豚
3元交配豚は、複数の豚の品種を交配して生まれた品種です。
これは、異なる品種の良いところを組み合わせて、
生産性や食肉の品質を向上させるために行われます。
効率的な生産と一定の品質を確保するために
一般的に利用されています。
3元交配豚の主な組み合わせ
ヨークシャー × デュロック × ランドレース
LWDと呼ばれる組み合わせが一般的で世の中の98%を
占めているとか。
稀にLWBというバークシャーという品種を組み合わせた
豚もいます。
味わいの違い
希少豚はその純血種や伝統的な品種の特徴を忘れた風味が特徴です。
一方、3元交配豚は異なる品種を組み合わせたことで、
バランスの取れた味わいや肉質が特徴となっております。
希少豚 → 濃厚で深い味わい。
3元交配豚 →比較的軽やかで食べやすい味わい。
価格の違い
希少豚はその希少性や高品質から、通常は高価です。
品質や飼育方法によっては、一部の高級な3元交配豚も希少豚と
同等の価格帯になることもあります。
最後に
希少豚と三元交配豚は、それぞれ異なる飼育方法や品種の特徴を持ちます。 希少豚は伝統的な味わいと高価格で、特定のニーズに対応します。ような生産とバランスの取れた味わいで、広範なニーズを満たします。どちらの豚肉も、その個性や特徴を気に入った料理が楽しめるでしょう。
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