浅草ハロウィン散歩 〜ひさご通りからロックスへ、グロワグロワも寄り道
- 栗山 裕二

- 10月21日
- 読了時間: 3分
目次
秋の浅草。なんと、ハロウィンが浅草でも開催されているのです!
渋谷や原宿などの若者が集まる街で開催が普通でしたが、ここ最近浅草にも進出。。笑
仮装のワクワクと、街並みのレトロな雰囲気を楽しみながら、今回は「グロワグロワ」の並ぶひさご通りの端っこがスタート地点!ロックスの方へと練り歩きます。仮装の準備からフォトスポット、歩きながら楽しめるポイント、そして目的地の遊園地でのイベントまで。
浅草のハロウィンを“遊びつくす”ブログとしてお届けします。

そもそもハロウィンとは?
ハロウィンとは、毎年10月31日を中心に行われる、仮装・お菓子・お化け・かぼちゃなどをモチーフにした祭りです。元々はケルト人の「サウィン祭」が起源とされ、秋の収穫を祝うと同時に、年の変わり目(冬の始まり)にあらわれるとされた“霊や先祖”と関りをもつ日とも考えられてきました。
それがキリスト教の「万聖節(11月1日)」の前夜という位置付けで「All Hallows’ Eve」=ハロウィンとなったと言われています。
現代ではアメリカを中心に「Trick or Treat!(お菓子くれなきゃいたずらするぞ!)」という言葉とともに、
子どもたちが仮装して家々を回るのが定番スタイル。また、大人も参加する仮装パーティ、テーマパークや
街をあげてのイベントへと発展しています。
このように「仮装」「お菓子」「夜のパレード・パーティ」がハロウィンの主要要素となっています。


日本に広まった経緯
では、どうして日本でもハロウィンが浸透したのでしょうか。
まず、1990〜2000年代にかけて、テーマパークや商業施設がハロウィンを“集客イベント”として導入しました。
東京・渋谷では、2010年代前半から10月末の週末に若者の仮装が増え、メディアで「渋谷ハロウィン仮装祭り」として話題になりました。
また、SNSの発信力の高まりもあって、「仮装して街を歩く」こと自体がフォトジェニックで共有価値を持つようになりました。
コンビニエンスストアやスイーツ店でも「ハロウィン限定商品」「かぼちゃ味」「モンスターデザイン」などが出て、消費文化・盛り上げムードが形成されました。このように、「商業施設・街・SNS」 の三つが相まって、日本でハロウィンが定着していったと言えます。


どんなイベントか?
妖怪百鬼夜行
イベント概要
開催日時:2025年10月26日(日)17:00〜21:30。
会場:東京都台東区・浅草六区ブロードウェイおよび浅草六区イベント広場(およびルート:ひさご通り〜六区)
主催:妖怪HALLOWEEN実行委員会
共催:一般社団法人浅草六区エリアマネジメント協会
仮装して参加する「百鬼夜行(パレード)」:17:50〜18:09頃実施。吉原方面から浅草六区へ妖怪たちが練り歩く。
妖怪屋台:12:00〜21:30で妖怪をモチーフにした屋台・ドリンクなど。
妖怪DJパーティー/特別ショータイム:17:00〜19:40(パーティー)、18:09〜18:29/19:40〜20:00(ショー)など。
参加条件:仮装(妖怪や和風仮装など)での参加/観覧が可能。ジャンルは問いません。
東京・浅草でのハロウィンムードも年々盛り上がってきています。特に、浅草花やしきにおけるハロウィンイベント「ハナウィン」は、複数年にわたって開催されており、2024年は10月5日(土)〜11月4日(月祝)で実施されました。 子供とおでかけ情報サイト いこーよ2025年版も、10月4日(土)〜11月3日(日祝)で「ハナウィンショー」「ハロウィンフード」などが予定されています。
浅草花やしき+1ただし、「浅草全体でのハロウィン仮装パレード」や「街ぐるみ仮装ストリート」などを公式に何回目と数えるかは明確な発表が見つかりません。ですが、
過去メディアでは2015年に「浅草花やしきハロウヰン妖夜祭」が開催された記録があります。 東東京マガジン | East Tokyo Magazineこのため、「浅草・花やしきにおけるハロウィンイベントも10年以上の歴史を感じさせるものになってきている」と言えそうです。




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