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きょうのワイン 2

執筆者の写真: 栗山 裕二
栗山 裕二
14 時間前
読了時間: 4分

グロワグロワのワイン担当、ありどめです。


今日も今日とて、しとしと雨。

外に出かける人も少ないようで、なんとこの記事を土日のランチタイム中に書いているという事実。

だれかきてくれ。

それはそれとして。 お家で過ごす、秋の夜長にはやはりワインです。


きょうもグロワグロワで扱うナチュラルワインのあれこれをちょっと綴ってみようと思います。


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きょうのワイン

「Greek Connection Classic IGP Mer Egee 2022 / Vin des Potes」


きょうのワイン「Greek Connection 2022」
きょうのワイン。ギリシャ。うまうま

ギリシャの白ワイン。

品種はマスカット系品種の「ミュスカ・プティ・グラン」。


造り手さん「Vin des Potes」の情報として、まず面白いのはいわゆるドメーヌやネゴシアンではないというところです。


※補足※

ドメーヌ=自分でぶどうを作って、ワインも造る。

ネゴシアン=ぶどうを買ってきて、ワインを造る。


あるソムリエの2人が立ち上げたプロジェクトだそうで、いろんな土地の信頼するブドウ農家やワイン生産者と手を組み、世界各地でワインを造っているという造り手。


「おれたち、世界中旅しながらワインを造って暮らしてるんです。ギリシャとか、カリフォルニアとか…。ソムリエです。」


めちゃくちゃモテそうですねえ…。


浅草は好きだけど、やってみない?って言われたら食い気味に旅立ってしまいそうです。

栗山シェフ、長い間お世話になりました。


で、ギリシャのサモス島という島なんですが、ここは地理的に言うとトルコに近い場所。


歴史的には16世紀頃から本格化したワイン造り。

フランスとのワイン貿易が成功し、現在に至るまで、主にマスカット系品種を使用した甘口ワイン生産が盛んだそうです。


歴史の途中で一度ほぼ無人島になっちゃった時期があるそうで、その時に一度ワイン産業の歴史も中断してるんですが、マスカットではないけれど、ワイン自体は遡れば古代ギリシャの時代から造ってたということです。


そういえば今上映中の「オデュッセイア」も古代ギリシャが舞台と聞きました。

観てませんが、クリストファー・ノーラン監督というだけで成功が約束されたようなものです。


興味はあるんですが歴史は疎くて、古代ギリシャと言えばアレクサンダー大王くらいしか出てきません。

「一番強いやつが、俺の跡を継げ」と言い残し、若くして死んだという逸話。

この人もめちゃくちゃモテそうですねえ…。


脱線しすぎですが、個人的には「フォロイング」の映像がとても印象に残っています。


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肝心の味わいですが、造り手の個性と品種の個性がともにしっかりと出ている素晴らしい〜ワイン。


「Vin des Potes」の別キュヴェも、コチラと合わせて試飲したことがありますが、共通するのはその柔性。

際立つ個性はあるのに、とんがってはいない。


より具体的に言うと、まず香りは、タイムを思わせるビターで清涼な香りにレモングラス風のフレーバーも感じます。

そしてもちろんマスカットの、果実味を予感させるような甘い香りも。

複雑な香りの要素がいろいろ押し寄せるんですが、どぎつい香水のような嫌味はありません。


口に含むとフレッシュな果実味!ややしっかり目の酸。

マスカットって、日本人にとっても馴染みのあるフルーツなので、ワインの味も自然と甘口を想像しがちですが、そんなことはありません。


そしてスパイス!

これがまた、絶妙なスパイス感で、ピリリとくるんですが強すぎない奥ゆかしさがあります。

でも余韻に残る。

この感じ、個人的には山椒に例えるとしっくりきます。


ちょっぴりとろっとした粘性のある食感も相まって、余韻が長い。

で、この長〜いアフター中にじわわわ〜と広がる旨味成分。

これはもう和の出汁です。出汁系ワイン。


個人的にはこれらの要素 ( 「香り」「果実味」「スパイス」「旨味」 ) って、多かれ少なかれ他の造り手・他の土地の「ミュスカ・プティ・グラン」でも感じるんですが、この造り手さんはそのバランスがものすごく好みです。


複雑なワインほど雑味も出やすい気がしますが、フリーランジュースのみの使用のおかげか、きれいな果汁感を保っていて不安定さ( =マメる気配 )も無し!


ちゃんと個性はあるけど、バランスが良いがゆえに感じる丸み=「柔性」 この表現が合っているかは知りません。


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しかし古代ギリシャの時代やそれ以前から脈々と続くワインの歴史。

ワインに限らなければ、それこそもっともっと前から酒はある。


今回、調べ物を頼んだGPTが言っていました。

「人類は酒を飲みすぎですね」


もう自我があるんじゃないでしょうか。

人類滅亡も近いかも知れません。


でもモテない独身男性にとって、秋の夜長の孤独を紛らわす話し相手は彼しかいないので、仲良くしてほしいものです。


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ありどめ調べのワインメモ


Greek Connection Classic IGP Mer Egee 2022

Vin des Potes


ギリシャ サモス島

標高600-800m

岩だらけの東・北東向き斜面

石英、玄武岩、シスト土壌

樹齢50年〜

フリーランのみ使用

ステンレスタンク発酵 1年熟成


インポーター様 L'Avenir

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