NHK『あさイチ』出演|富士農場・桑原博士の豚肉が紡ぐ【ハンガリーの国宝マンガリッツァ豚】食の物語
- 栗山 裕二
- 2021年1月15日
- 読了時間: 2分
更新日:4月16日

日本の豚肉についてグロワグロワがいつも勉強させて頂いている静岡県富士農場の「豚博士」桑原さんの取材企画の中でその豚肉を使っているレストランとしてご紹介して頂きました。
ハンガリーの食べられる国宝『マンガリッツァ』をご存知でしょうか?
桑原さんはなんとこの日本でマンガリッツァを育てることを許可された、数少ないすご〜い人なんです。(日本では3箇所だけだそうです!
目次
マンガリッツァ豚とは
マンガリッツァ豚の飼育と桑原氏の挑戦
ハンガリーの宝「マンガリッツァ」の日本導入
桑原康氏は、ハンガリーの「食べられる国宝」と呼ばれるマンガリッツァ豚の飼育を日本で実現した稀有な生産者です。この品種はハンガリーの国宝と呼ばれ国民に愛された巻き毛の特徴を持ち、脂質が人の体温で溶ける「とろける食感」が最大の魅力です。
飼育の難しさマンガリッツァ豚は一般の豚とは異なり、
出荷まで14ヶ月(通常豚の約2倍)
母豚の出産数5~6頭(通常の半数以下)
広大な放牧地必須(十勝ロイヤルファームでは直線200m規模)
といった特性から、日本での飼育は生産性の低さとコスト面で敬遠されてました。
番組で紹介された当店のこだわり
今回は、桑原氏の豚肉を使用した料理を提供することで、食の質と安全性を追求しています。桑原氏の豚は、抗生物質不使用・非遺伝子組み換え飼料にこだわり、個体単位で健康管理されています。
豚博士・桑原康氏の挑戦
世界が認めた技術で繁殖の当然の桑原氏は獣医師として豚の人工精進技術を受賞し、農林水産大臣賞を受賞した第一人者。富士農場では約200頭の優良血統豚を飼育し、日本各地の銘柄豚の源となる種豚を供給しています。
マンガリッツァと中ヨークシャー
マンガリッツァ」と、試合前から続く日本在来種「ミドルヨークシャー」の交配に成功。脂の融点が30度前後の「胃もたれしない霜降り肉」を実現し、食通から絶賛されています。
感謝の気持ちと今後の展望
「豚の味は遺伝50%、飼料と環境が残る50%」という桑原氏の教えに、素材の魅力を最大限に引き出す調理法を追求してまいります。メディア掲載の機会を頂けたこと、そして生産者と消費者をつなぐ「ご縁」に心より感謝申し上げます。
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