【2025年1ヶ月半限定】グロワグロワのトリュフコース|黒・白トリュフの違いと豚肉との深い関係は?
- 栗山 裕二
- 5 日前
- 読了時間: 6分
目次

そもそもトリュフとは?
トリュフは地中で育つキノコの一種で、強い香りと複雑な味わいから“香りの宝石”として知られています。肉料理や卵、乳製品など脂質を含む食材と相性が良く、料理全体に深い香りの層を生み出します。
歴史上の最初の記録は古く、
紀元前2500年頃の古代シュメール文明
紀元前1600年頃の古代エジプト
の文献にすでに登場しています。当時から珍重され、王族・神官に献上される食材だったようですね。
トリュフがなぜ高級品なのか?
トリュフが高級と言われる理由は主に以下の3つ。
人工栽培がほぼ不可能(自然条件が必須)
地中に埋まっているため発見が難しい
収穫できる期間が非常に短い
それらが重なり、生産量が非常に少ないため希少性が高く、価格も高騰します。
豚とトリュフの関係|なぜ豚が探すのか?
古くから「トリュフ探しは豚が行う」と言われています。理由はシンプルで、豚はトリュフの香りを“オス豚の
フェロモン”と間違えるから。
つまりトリュフは、豚の本能に訴えかけるほど魅力的な香りを持つのです。
グロワグロワが豚専門店としてトリュフに惹かれた理由も、ここにあります。豚の脂・旨味・香りと、トリュフの芳香が、実は非常に相性が良いから??
私は勝手にそう思っていますし、豚の美味しさをより引き出すように思っています。
なので、こんpトリュフコースは自分で料理を作っていてもとても楽しんでいます。
白トリュフと黒トリュフの違い
■ 白トリュフ(アルバトリュフなど)
香り:圧倒的に強く華やか
調理:基本は生で削って使用
価格:世界でも最も高価
特徴:香り自体が主役
■ 黒トリュフ(旬は冬)
香り:白より控えめで深く、熱で香りが立つ
調理:加熱料理に抜群
価格:白よりは安定
特徴:料理と調和し、旨味を増幅する
どちらも“香りの方向性”が全く違うため、コースでは黒・白を料理に応じて使い分けています。

サマー、オータム、ウィンターの違い
トリュフには季節ごとの品種があります。
サマートリュフ:香りは軽やかで爽やか
オータムトリュフ:香りが濃くなり旨味が増す
ウィンタートリュフ:もっとも濃厚で香りの頂点
グロワグロワのコースでは、香りの最盛期である ウィンター黒トリュフ、そして入手可能な場合は
白トリュフ を中心に構成しています。
トリュフの産地は?日本では採れる?
代表的な産地は以下が多いです。
イタリア(アルバ、ピエモンテ)
フランス(ペリゴール)
スペイン
オーストラリア
「日本産トリュフは存在するのか?」という質問もありますが、北海道・東北を中心に野生トリュフが
見つかることがあります。
でも、量は非常に少なく、流通にはほとんど乗りません。そして質としてはそこまで。。
日本で安定したトリュフを味わうには、輸入品が主流です。
ちなみに、当店で使用するのは、イタリア産が多いです。
2026年グロワグロワのトリュフコース内容

「完全版」¥19,500(税別) ワイン5杯セット付 全9皿
1「栗のシュークリーム」
発酵バター、栗のピュレ、黒トリュフ、シュークリーム
2「トリュフシフォンケーキ、熟成生ハム」
イベリコ豚生ハム、黒トリュフ、シフォンケーキ
3「マッシュルームのムース」
カッテージチーズ、白トリュフ
4「冬野菜の温サラダ」
カリフラワー、白トリュフ
5「牡蠣ポタージュ ― トリュフ風味」
トリュフの香りが湯気に乗って立ち上る、冬のスープ仕立て
6「ポルチーニとイベリコ豚」
口に含むと香りを放つ、香気系の中盤
7 トリュフと豚肉(サドルバック)
「香りと時間の交差点」
① 肩ロースのロースト、黒トリュフ、赤ワインソース
② バラ肉とセップ茸、白トリュフ熟成香と瞬間香、異なる時間軸の香りが交差するメイン
8 パスタと卵、そしてトリュフ「磨宝卵のスクランブルとタリアテッレ」
ベーコン、パルミジャーノ、黒白トリュフの共演“香りの爆発”。プレミアムだけの白黒ミックス仕立て。
9「トリュフとカカオ ― 甘い余韻」
テリーヌショコラ、トリュフアイス 70%カカオ、カカオニブ、トリュフの香り、白トリュフフィナーレにふさわしい静かな余韻。
満足」¥16,800(税別) ワイン3杯セット付 全7皿
1「栗のシュークリーム」
発酵バター、栗のピュレ、黒トリュフ、シュークリーム
2「トリュフシフォンケーキ、熟成生ハム」
イベリコ豚生ハム、黒トリュフ、シフォンケーキ
3「マッシュルームのムース」
ブラウンマッシュルーム、
マスカルポーネチーズ、白トリュフ
4「冬野菜の温サラダ」
カリフラワー、白トリュフ
5「ポルチーニとイベリコ豚」
口に含むと香りを放つ、香気系の中盤
6 トリュフと豚肉(サドルバック)
「香りと時間の交差点」
① 肩ロースのロースト、黒トリュフ、赤ワインソース
② バラ肉とセップ茸、白トリュフ熟成香と瞬間香、異なる時間軸の香りが交差するメイン
7「トリュフとカカオ ― 甘い余韻」
テリーヌショコラ、トリュフアイス 70%カカオ、カカオニブ、トリュフの香り、白トリュフフィナーレにふさわしい静かな余韻。
「程々」¥13,800(税別) 乾杯ワイン付 全5皿
1「トリュフシフォンケーキ、熟成生ハム」
イベリコ豚生ハム、黒トリュフ、シフォンケーキ
2「マッシュルームのムース」
マスカルポーネ、白トリュフ
3「ポルチーニとイベリコ豚」
口に含むと香りを放つ、香気系の中盤
4 トリュフと豚肉(サドルバック)
「香りと時間の交差点」
肩ロースのロースト、黒トリュフ、赤ワインソース熟成香と瞬間香、異なる時間軸の香りが交差するメイン
5「トリュフとカカオ ― 甘い余韻」
テリーヌショコラ、トリュフアイス 70%カカオ、カカオニブ、トリュフの香り、黒トリュフ

予約はこちらから
トリュフコースは11月〜12月いっぱいまでです。
短い期間ですが、ぜひご予約を!
▶ ご予約フォーム
店舗情報
豚肉料理とナチュラルワインが旨い!
部位ごとに調理法を変える豚肉専門店 グロワグロワ
東京都台東区浅草2-26-5 SDSビル102(ひさご通り商店街)
住所
〒111-0032
東京都台東区浅草2-26-5 SDSビル102
店内でのお食事
平日 18:00-22:30
土日祝 12:00-22:30
定休日
火・水
アクセス
つくばエクスプレス「浅草駅」A1出口より徒歩5分
銀座線・浅草線「浅草駅」6番出口より徒歩12分
